ベルサイユ流血事件(2日目-1)
2008年 10月 22日子供の頃から何度となく漫画を読み、アニメを見た「ベルサイユのバラ」
私のフランス革命の知識はすべてここから得たと言っても過言ではありません。
そんな女の子憧れのベルサイユ宮殿!!フランスに来たなら行かない訳に
行かないですがな!!!
パリから1時間少々でベルサイユ宮殿に到着。
残念なのは外観が修復中だった事。まぁ古いものですし
そうやって残していく訳ですから仕方ないんですけどね。
乙女心にはずどど~んと全貌が見たかった訳です。
案内ガイドを入り口で借りて、いざ中へ。見学時間は2時間しかありません。
いそげ~~~!!!
素敵な廊下にわくわくしますな。
ルイ何世?だっけか??
宮殿内のチャペル
王族は2階から、その他の人は1階でお祈りしたとか。格差ですな。
天井画も素敵~♪
なこの部屋(ヘラクレスの間?だっけ??)
こんな事になっちゃってます(汗)
私達が行った時期はアメリカのポップアートの展示がしてあり
至る所に!?な物が展示してありました・・・(´_`:){ミスマッチ過ぎ!
マイケルとバブルス君とか・・・(汗)
本来シャンデリアが輝いている場所にロブスターとか(滝汗)
熊に脅されている警官とか・・・(瀑布汗)
人のベルサイユへの憧れとイメージを何だと思ってるのか・・・。
このポップアートの展示はフランスでも物議をかもしているとか。
そりゃそーだろ。私達はベルサイユを見に来てるんだっチューの!!
そして数々のポップアートに邪魔された先には
超有名な鏡の間!!!
はうぅぅぅ素敵!!!シャンデリアピッカピカ。
ここでマリーアントワネットは踊ってたのね~。
とここまで何も無く見学している様に見えるmel夫妻。
がっしかし、既にこの時夫婦は険悪ムード!!
私にとっては夢のベルサイユ、旦那にとってはただのベルサイユ。
朝早くに到着し、始めはすいていたベルサイユもだんだん観光客が増え
混んできたのです。日本人ツアーご一行様もどんどん来ます。
旦那は人ごみが嫌いなので、すいてる内にと早足でタッタカ進みます。
でも私にとっては「夢のベルサイユ」ですよ。思わず「オスカール!!!」と
叫びだしたいのを我慢してシャッターを押し捲っている訳ですよ。
そんな私を「遅いなぁー」顔で見ている旦那・・・。
もちろん喧嘩勃発な訳です。夫婦での旅行でよくある事ですよねー。
(えっ??みんなのとこは違う???)
この喧嘩が後に・・・
では気を取り直して王妃の間
マリーアントワネットの胸像
王妃のベット
昔の人は背が小さかったのだろうなぁと思わせる、以外に小さいベット。
ここで寝てたのかーと感慨ひとしお(うるうる)
戴冠の間
ここは後に住んだナポレオンが作らせた間だそう。
時間が無いし、旦那はタッタカ行っちゃうし、お庭も見たいし、お土産も~で
後は駆け足で見学し外へ。
が、案内ガイドの機械を返す場所が分からずタイムロス(汗)
更に険悪ムードが高まるmelと旦那・・・。何とか場所を聞いてお庭へ
お庭側からの外観
この頃にはほとんど口も聞かず、旦那はずんずんと
私より随分と前を歩いていたのでした・・・そして事件が!!!
旦那に追い着こうと片手にカメラを持ち、もう一方にベルサイユ宮殿の地図をもち
よろよろと玉砂利を進むmel。
その行く手にヨーロッパ系の観光客が写真を撮っています。
「あ!早く通り過ぎなくては邪魔になる」とおもったmelは駆け足に。
・・・・もう皆さんお気づきざましょ。もともと脚部不安気味のmel.
玉砂利に足をとられ、両手がふさがっている為バランスとれず、
野球のスライディングよろしくズザザァァァァーーーーっとすっころんだのです(x x:){恥
うつ伏せに突っ伏す私を助けてくれたのは・・・・
写真を撮っていたヨーロッパ系の観光客のおばさんでした(ありがとう・・・涙)
早く通り過ぎないと邪魔になるどころか、もっと手間取らせちゃった。
私を立たせてくれて、カメラを拾ってくれて、「カメラは大丈夫そうよ!」と
言いながら砂をはたいてくれたおばさん・・・えぇ人やー。
有難いやら恥ずかしいやらで何とかおばさんにお礼を言い、立ち去った私。
両手の平と右膝、そして何と顎を擦り剥き流血!!!
顎って!?顎を擦り剥き流血って!!!今まで生きてきて始めてだよ!
よろよろとカバンからティッシュを出して血を拭く私の目に入ったのは
遠く離れた所で庭の写真を取り捲っていた旦那の後姿だったのでした・・・。
「遠くの家族より近くの他人って言うものね・・・・」
この後「お前のせいで顎から流血したじゃないか!!!」と八つ当たりされ
めちゃくちゃ責められた旦那(苦笑)
さすがに砂まみれの顎から流血した妻を見て哀れに思ったのか
「大丈夫?荷物持とうか?」と険悪モード終了したのでした。
血だらけで撮ったお庭
噴水
後で旦那が私に何か買わされたのは言うまでありません。
そしてベルサイユ後の私の写真は全て顎に赤い点々が
ついていつのでした・・・せっかくのパリの写真なのに・・・(泣)
2日目-2へつづく
by feliz-1009
| 2008-10-22 23:44
| 旅行