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machupicchu

マチュピチュへはクスコから電車に乗って片道3時間半。
一気に高度を上げると高山病になる恐れがあるのでスイッチバック
しながら山を登っていきます。
↓ペルーレイル
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私は勝手な想像でトロッコ列車みたいなのを想像してたけど
かなりちゃんとした電車でした。飛行機の機内食みたいな朝食もでます。
しかし、朝の6時出発の電車なので寒いの何のって!
暖房は無く、その代わりひざ掛けをくれました(苦笑)
電車からの景色はすごくきれいでしたよ~!

3時間半の長旅を終え、やっとマチュピチュ到着かと思いきや
ここからはバスに乗り換えさらに20分程!マチュピチュ遠っ!!!

じゃじゃ~~~~~~ん!!!
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ついに到着です!絶景です!感動です!
いや~遠くても来てよかったと思える大迫力です。
いったいインカ人ってどんだけすごいのん?
電車や車があっても道中こんなに大変なのに昔の人は歩きで
ここまで来て、住み付き、こんなスゴイ物を作ったのか!!!
はぁぁぁ頭が下がるばかりです。インカ帝国万歳!

英語のガイドと一緒にマチュピチュを見学したんだけど
今回の旅、ある意味ガイド「当たり」ばっかりでした。
ペルー人の彼は、ナレーターの様な語り口で声に強弱をつけ
自分の説明に多少酔いしれ気味に長~く話します。
出発時はあれだけ寒かったのにマチュピチュに到着する頃には
気温もぐんぐん上がり、標高も高いので直射日光ガンガン!
はぁぁぁその長い話どうにかもう少しまかりまへんか?と言いたくなりました(T T)

↓マチュピチュの遺跡の中でお昼寝していた野生のチンチラ。
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毛皮の種類で良く聞くチンチラです。今では乱獲し過ぎて絶滅の危機に瀕しているそう。
ここに住み着いているのか観光客慣れしていてフラッシュ撮影もなんのその。
半目でお昼寝してました。きっと触るとフッサフサなんだろうね。

帰りのバス&電車が凄かった!
まずはバス。グネグネの山道を降りていく途中、上の方で民族衣装を着た男の子が
「アァァァァァァ、アディオォォォォォォス!」と言って手を振っていた。
可愛らしいなと手を振り、少し行くとまたさっきの男の子が道端に!!!
「アァァァァァァ、アディオォォォォォォス!」と手を振っている。
あれれ??と思っていると、また少し先に同じ男の子が!!!
「アァァァァァァ、アディオォォォォォォス!」ですよ!
ここまでくると商売の臭いがプンプンと・・・・。
結局私達が20分かかってバスで山を降りる間、ヤツは近道を猛ダッシュで
駆け下りてついてくるのです。そしてバスの運転手もグル。
ヤツがバスに置いていかれない様に速度を調節してやるのです。
下まで来るとヤツはバスに乗り込み「おひねり」をもらうって寸法。
いやーえらい商売考えるもんだよねぇ。この標高で猛ダッシュって!!!
上りはちゃっかりバスに乗って帰るヤツなのでした。

次は電車。
疲れて爆睡していると大音量で音楽が流れはじめ、寝ているところを
たたき起こされ呆然としていると民族衣装を着て、変顔のマスクを
かぶった男の人が紐見たいのをグルグル振り回しながら
車両の中を前後に走り回るではありませんか!
どうやら民族舞踊のショーだった様なのですが、電車の中でショーが
始まるなんて思いもしない日本人は事情が飲み込めるまでただただ唖然!

「あれは何だったのか?」と思っていると、次はファッションショー開始です。
アルパカのニットのファッションショーなんだけどモデルはなんとさっきまで
食事をサービスしてくれていた乗員ではありませんか!!!
車両の後ろの方でごそごそ着替えてキャットウォークをかまします!
ショーの終わりには自分達が着ていたニットをワゴン販売にやってくるのです。
自分達がショーで着た服売るか?新しいのにしてよ!!!

しかし、こんな電車初めて乗った。サービス精神旺盛と言うか
商魂逞しいと言うか・・・。

世界は広いねぇ。

つづく
by feliz-1009 | 2007-06-14 09:42 | 旅行